COUNTRY:BURUNDI
生産国:ブルンジ
ブルンジはアフリカ大陸の中部に位置する小さな国です。
悲惨な過去をキッカケに政治が安定した隣国のルワンダとは違い、ブルンジは未だに民族対立が続いています。
その結果、政治が不安定な状態が続き、現在では世界最貧国の一つになっています。
アフリカの中では経済的な遅れを取っているブルンジにとってコーヒー生産は国の重要な産業で、国民の半数がコーヒーの生産に関わっているとも言われています。
自然環境
国土は小さいですが、火山性の肥沃な土壌、適度な降水量など、コーヒーを栽培するにあたって理想的な条件が揃っています。
アフリカの内陸国で標高も高く、酸味と甘味のバランスが優れたコーヒーの生産が可能です。
土地のポテンシャル以外にも、この数年で農業技術や管理体制が改善されたことで飛躍的にコーヒーの品質が向上しています。
生産形態
生産形態は家族経営の小規模農園が多く、ウォッシングステーションがチェリーを買い取るのが一般的な流れです。
そうして持ち込まれたコーヒーの大半は伝統的なウォッシュドプロセスで処理されます。
近年では新しい風味表現に目を向け、研究を重ねつつナチュラルプロセスのコーヒーを生産する地域も少しづつ増えてきています。
低品質なコーヒーのイメージを見事に塗り替え、今まさにコーヒー業界で注目を浴びている生産国です。
味わい
主に生産されている品種はブルボンで、品種由来の甘みとアフリカならではの酸味が特徴です。
ウォッシュドプロセスであれば、ジューシーな柑橘系のような風味を楽しむことができます。
同国内でも地域特性によって味わいの傾向が異なり、北部では明かるく上品な酸味、南部では甘みとボディ感がしっかりと感じられる傾向があります。
格付け
ブルンジのコーヒーは主にスクリーンサイズによって格付けされます。
等級表記 | スクリーンサイズ |
AA | S17(6.8mm以上) |
A | S16(6.4mm以上) |
B | S15(6.0mm以上) |
スクリーンサイズ以外の評価方法もありますが、明確には決まっていません。
概要
国名:ブルンジ共和国
首都:ギテガ
人口:12,890,000人
面積:27,830k㎡
言語:ルンディ語、英語、フランス語
宗教:キリスト教
年間コーヒー生産量:17,100t
Lineup of Burundi
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BUZIRA CWS / BURUNDI
ブジラ ウォッシングステーション / ブルンジ
ベリーや青リンゴのような果実味