COUNTRY:UGANDA

生産国:ウガンダ
ウガンダは東アフリカの赤道上に位置する国です。
雪に覆われた山地や巨大な湖、数多くの野生動物など、自然界の楽園で「アフリカの真珠」とも呼ばれています。
世界で最も貧しい国の一つであるこの国は、難民の流入増加による治安の悪化や度重なる自然災害、不十分な衛生設備、失業率の悪化など、数え切れないほどの問題を抱えています。
多くの国民は農業を営んでいますが、収入が少なく、日々の生活に苦労している人々は少なくありません。

自然環境
ウガンダは赤道直下の国でありながらも、標高1200m以上の高原地帯が広がっています。
昼夜の寒暖差はありつつも、年間を通じて快適な気温でコーヒーを栽培することが可能です。
日射量と雨量も十分にあり、土質も栄養を多く含んだ火山灰性の土壌のため、コーヒー栽培に適した土地となっています。

生産形態
小規模農園が大半を占めており、地域のウォッシングステーションに持ち寄るのが一般的な流通の流れです。
国内情勢の不安定さやインフラ不備が原因で低クオリティなコーヒーの産地として知られていましたが、近年では最新のウォッシングステーションが設営されたり、地の利を活かした栽培方法を指導する農家が増えた影響で品質の高いコーヒーが少しづつ増えてきています。
高いポテンシャルを秘めた、現在注目を浴びている生産国です。

味わい
ウガンダはロブスタ種発祥の地と言われており、コーヒー生産量の9割以上を占めるほどロブスタの栽培が盛んです。
他の主要なロブスタ生産国と比べて標高が高いため、適度な酸味や甘みがあり、エスプレッソ用の豆としての人気があります。
アラビカ種では主にブルボンが生産されており、品種由来の甘みだけでなく穏やかな酸質やしっかりとしたボディ感が特徴です。

格付け
ウガンダのコーヒーはスクリーンサイズ(大きさ)と欠点豆の割合によって格付けされています。

等級表記 大きさと欠点数
Bugisu AA 産地がブギスエリア
スクリーンサイズ19以上が90%以上
欠点豆数10%以下
Bugisu A 産地がブギスエリア
スクリーンサイズ16以上が90%以上
欠点豆数10%以下
AA スクリーンサイズ17~18
A スクリーンサイズ15~16

概要
国名:ウガンダ共和国
首都:カンパラ
人口:42,750,000人
面積:241,000k㎡
言語:スワヒリ語、英語
宗教:キリスト教、イスラム教
年間コーヒー生産量:374,760t 

 

Lineup of Uganda
現在販売中のウガンダのコーヒーはこちら

RWENZORI CWS / UGANDA 
ルウェンゾリ コーヒーウォッシングステーション / ウガンダ
ブドウのような果実感とラベンダーのような華やかさ