COUNTRY:NICARAGUA
生産国:ニカラグア
ニカラグアは中央アメリカの中部に位置する国です。
中米7ヶ国の中では最も広い国土面積を持ち、火山や湖、美しい海岸など、自然環境に恵まれた国です。
過去の内乱の傷跡や自然災害が影響して国内情勢に様々な問題を抱えていますが、周辺国と比べると比較的治安も安定しています。
貧困国であるため主な産業は農業ですが、スペインの植民地だった面影を活かして観光業も盛んです。
ヨーロッパ調のレトロな町並みや教会、大自然を生かしたツアーなど、近年は観光客にも人気のある国です。
自然環境
コーヒー栽培は主に昼夜の寒暖差のある標高1000m以上の山岳地帯で行なわれています。
熱帯気候特有の安定した雨量に加えて、ニカラグアは火山を多く有するため、栄養を多く含んだ火山灰性土壌が広がっています。
十分な標高、雨量、土質が揃う土地だからこそ、高い品質のコーヒーを生産することが出来るのです。
生産形態
国境付近となる北部では小規模農家が点在しており、高標高を活かしてクオリティの高いコーヒーを生産しています。
その一方で、コーヒー生産を政府が補助し多くのプランテーションを建設。
中米では珍しく大規模なプランテーションで生産している場所も多数存在します。
収穫されたコーヒーは農協やウェットミルに持ち込まれるのが一般的な生産の流れです。
味わい
生産されている品種はカトゥーラやカトゥアイ、パカマラなど、多くの種類がありますが、ニカラグアの代表的な品種といえばジャバとマラカトゥーラでしょう。
ジャバはニカラグアに良く植えられている品種で、同国で生産されたものはジャバニと呼ばれることもあります。
酸味と甘みのバランスに優れており、華やかな香りが特徴的な品種です。
マラカトゥーラはニカラグアで発見された品種で高いカップクオリティを秘めた品種です。
格付け
ニカラグアのコーヒー豆は産地の標高によって格付けされます。
標高が高いほど高い等級になりますが、品質は考慮されていません。
等級表記 | 標高 |
SHG | 1500m〜2000m |
HG | 1300〜1500m |
MG | 1000〜1300m |
LG | 〜1000m |
概要
国名:ニカラグア共和国
首都:マナグア
人口:6,851,000人
面積:130,400k㎡
言語:スペイン語
宗教:キリスト教
年間コーヒー生産量:167,831t
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